ニンビン省は、工業団地(IZ)および経済区(EZ)の成長を背景に、ベトナム北部における有望な投資誘致先として存在感を高めている。2025年における工業団地内企業の売上高は、前年同期比33%増の461兆8,340億ドン(約2兆7,700億円) に達した。輸出額は158億米ドル(約2兆5,156億円)を記録し、国家予算への納付額は約22兆ドン(約1,320億円) 、雇用者数は22万2,000人超となった。
2026年に向けて、同省は売上高531兆980億ドン(約3兆1,800億円)、輸出額172億7,900万米ドル(約2兆7,511億円) を目標に掲げている。目標達成に向け、省経済区・工業団地管理委員会は行政改革とデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進している。現在、全行政手続のオンライン化を進め、ワンストップメカニズムによる書類処理の質でも高い評価を維持している。
インフラ整備では、現在20カ所の工業団地が稼働しており、さらに26カ所が計画または建設段階にある。特に、面積1万3,950ヘクタールのニンコー経済区の開発を加速している。同経済区は、海洋経済、ロジスティクス、港湾サービス関連産業の新たな成長拠点として期待されている。戦略的投資家の受け入れに向け、ニンビン省は企業課題の解決支援やインフラ再投資を進める方針である。これにより、日本企業を含む外資系企業にとって、安定性と競争力を備えたベトナム北部の投資環境が整いつつある。
