ホーチミン市は現在、医療と観光を融合した新たな成長分野「メディカルツーリズム」の中心地として注目を集めている。同市には160以上の病院と9,000のクリニックがあり、高度な医療人材を擁することで、国内外からの患者の約30〜40%を受け入れている。
保健省によると、ベトナムのメディカルツーリズム市場規模は、2024年時点で約7億ドル(約1050億 円)に達し、2033年には40億ドル(約6000億円)へ拡大する見通しで、年間18%の成長が期待されている。治療費がシンガポールやタイの30〜50%程度に抑えられつつ、医療水準が国際基準に近づいていることが、外国人患者の増加を後押ししている。
充実したインフラ、高度な人材、そして国際的な医療実績を背景に、ホーチミン市は今後10年間で東南アジアのメディカルツーリズム・ネットワークの中核拠点として発展することが期待されている。
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