豪州の米市場で約90%のシェアを誇る最大手米流通企業のサンライス(SunRice)グループが、ベトナムでの投資拡大および生産能力の増強計画を発表した。同グループは、メコンデルタ地方ドンタップ, 省ラップボー郡にある米加工工場の技術改善と設備更新に約380万ドル(~約5億7,000万円)を追加投資し、処理能力を12万トンに引き上げる計画である。これは、グローバルサプライチェーンの完全化を目指し、2018年にベトナム初の工場を買収して以来の戦略的ステップとなる。現在、同社はベトナムの総米輸出量の約5%を占めており、ベトナム産ジャポニカ米が韓国や欧州(EU)などの厳しい市場へ参入するための残留農薬基準(MRL)の承認取得を支援した先駆者でもある。サンライス側は、今後もメコンデルタの各地方と緊密に連携し、原料産地の開発と「ベトナム・豪州持続可能な米産業価値チェーン」の構築を進めていく方針である。
豪州最大の米流通企業サンライスがベトナムでの投資拡大、工場増強へ
