ファム・ザ・トゥック(Pham Gia Tuc )常任副首相は5月27日午後、アジアインフラ投資銀行(AIIB)のツォウ・ジアジ(Trau Gia Di )総裁と会談した。副首相は、ベトナムがAIIBとの関係を重視しており、2026年の第14回共産党大会で強調された3つの戦略的突破口の1つがインフラ開発であると明言した。ベトナム側は、高速鉄道、都市鉄道、港湾、航空、再生可能エネルギー(風力・太陽光・原子力発電)、国家データセンター、スマートシティなどの重点分野へのAIIBの投資協力を求めている。

出典: ベトナム
現在、AIIBはベトナムで6件のプロジェクトを融資中であり、中国を経由して中央アジアやロシアへとつながる国際連結鉄道計画も進んでいる。ツォウ総裁はベトナムの重要性を高く評価し、同行の4つの優先分野(グリーンインフラ、国境を越えた連結、技術インフラ、民間資金の動員)がベトナムの5カ年経済社会開発計画(2026~2030年)に合致していると強調した。AIIBは個別案件にとどまらず、中長期的なシステムアプローチでベトナムのニーズに応じた協力リストを構築していく方針である。
