世界最大手の半導体企業(ハイテク業界の「大鷲」と称されるトップ企業)の首脳陣がこのほどベトナムを訪問し、同国での事業規模拡大戦略を強調した。同社は、世界的に急成長する人工知能(AI)需要に対応するため、ベトナムを研究開発(R&D)センターの設立および先端チップ製造の世界的な戦略拠点と位置づけている。

出典: Cafebiz
具体的には、同社はベトナムにおけるテクノロジー・インフラプロジェクトや高度人材育成に対し、数十億ドル規模の追加投資を行う計画である。現在まで、ベトナムの半導体関連プロジェクトには合計で数百億ドルの登録資本金が集まっており、ホーチミン(ホーチミン)市のハイテクパークやバクニン省のプロジェクトがその代表例である。ベトナム政府も、特例的な税制優遇措置や裾野産業のエコシステム整備を通じて、これらの投資を歓迎するための最良の条件を整えることを約束している。
日本企業にとって、これはベトナムにおける多国籍企業の高付加価値サプライチェーンに参入する絶好の機会である。半導体大手各社がベトナムを拠点として選定することは、デジタルトランスフォーメーションを推進するだけでなく、専門的な物流サービス、クリーンエネルギー、周辺支援産業に対する膨大な需要を生み出す。半導体エコシステムが形成されつつある今、日本の投資家にとって、市場調査や投資連携を具体化し、この機を捉える最適な時期と言える。
