ベトナムは、2045年までの先進国入りを見据え、経済の「2桁成長」を実現するために国内企業と外資系直接投資(FDI)セクターの相乗効果を最大化する戦略を強化している。ハノイで開催された「ベトナム開発ブリッジフォーラム2026」において、中央政策・戦略委員会(ベトナム共産党の最高戦略諮問機関)のグエン・タイン・ギー委員長は、FDIを単なる外部資金ではなく、新たな成長モデルにおいて国内の潜在能力を引き出すための不可欠な「外部資源」と位置付けた。

ソース:Vietnamplus
次世代FDI誘致戦略の最大の転換点は、従来の法人税優遇から、技術移転や研究開発(R&D)への投資成果に基づく「事後優遇・成果連動型」政策への移行である。特に半導体、人工知能(AI)、再生可能エネルギー、スマートロジスティクスといった高付加価値分野において、国内企業とのサプライチェーン連携を深めるプロジェクトを優先的に支援する方針だ。
ベトナム政府は「管理」から「伴走・支援」へと行政の在り方を根本から変革し、投資家の成功を改革の尺度とする姿勢を鮮明にしている。不透明な手続きを排除し、透明性と予測可能性の高いビジネス環境を構築することで、日本のような戦略的パートナーからの高品質な投資を呼び込む構えだ。日本企業にとって、現在のベトナム市場は現地企業との戦略的提携やM&Aを通じ、グローバルサプライチェーンの中核に参画する絶好の機会となっている。弊社では、投資機会の調査から現地パートナーとのマッチング、法務サポートに至るまで、日本企業のベトナム展開を包括的に支援している。
